皆さまこんにちは。
世田谷で水回りのリフォーム工事をしている、ワイズテクニカルサービスです。
私達の生活に欠かせないトイレ。そんな生活必需品のトイレが急に故障してしまったら皆さんはどうしますか？
トイレが突然故障すると、日常生活に大きな支障をきたします。故障してからでは遅いため、トイレが故障する原因を事前に把握し、日々の使用方法とメンテナンスを怠らないようにしましょう。
今回は、トイレの故障原因と修理方法について解説します。
トイレが故障する原因とは？
水漏れ
トイレの故障で最も多いのが水漏れです。タンク内の部品の劣化や便器のひび割れ、パッキンの劣化などが原因で起こります。タンクから水が止まらない、便器の床が濡れている、異音が聞こえるなどの症状があれば、水漏れを疑いましょう。
詰まり
トイレットペーパーの詰まりや異物の詰まり、排水管の詰まりなどが原因でトイレが詰まります。水を流しても便器の水位が下がらない、異臭がする、水が溢れるなどの症状があれば、詰まりが考えられます。
便器の破損
便器に強い力が加わったり、経年劣化によって便器がひび割れたり破損したりすることがあります。便器にひび割れや破損が見つかった場合は、使用を中止し、修理または交換が必要です。
ウォシュレットの故障
ウォシュレットは電源トラブルや機能の不具合、部品の故障などが原因で故障することがあります。ウォシュレットの電源が入らない、温水が出ない、洗浄機能が動かないなどの症状があれば、ウォシュレットの故障が考えられます。
タンク内の部品の故障
トイレタンクには、水を貯めたり、必要な量の水を便器に流したりする役割を担う様々な部品が詰まっています。これらの部品が故障すると、水漏れやタンクに水が溜まらないなどの症状が現れ、トイレの正常な使用が妨げられます。
タンク内の部品の中でも特に故障しやすいのが、以下の3つです。
ボールタップ
ボールタップは、タンク内の水位を一定に保つ役割を担う部品です。浮き玉と連動して水位を感知し、水が溢れないように自動的に水を止めてくれます。ボールタップの故障によって、水が止まらずタンクから水が溢れ続ける、あるいはタンクに水が溜まらずレバーを回しても水が流れないといった症状が現れます。
フロートバルブ
フロートバルブは、ボールタップ内部にあるゴム製の弁です。ボールタップが水位を感知した際に、フロートバルブが開閉して水の出入りを制御します。フロートバルブの劣化や摩耗によって、水が止まらなくなる、あるいは水がチョロチョロと漏れ続けるといった症状が現れます。
止水栓
止水栓は、タンクに水を供給するパイプに取り付けられている部品です。レバーやボタンを操作すると、止水栓が開いて水がタンクに流入します。止水栓の劣化や損傷によって、水が止まらなくなる、あるいは水が弱々しくしか出ないといった症状が現れます。
これらの部品は、いずれも比較的簡単に交換することができます。ホームセンターなどで部品を購入し、工具を使って自分で交換することも可能です。ただし、水回りの作業には繊細さが求められます。精密機器が多いトイレを無理やり修理しようとするとさらなる故障を引き起こしかねません。自信がない場合は無理せず修理業者に依頼することをおすすめします。
症状別！ 原因と対処法
水漏れ
トイレタンクから水が止まらない、便器の床が濡れている、異音が聞こえるなどの症状があれば、水漏れが考えられます。
原因
ボールタップの故障
フロートバルブの劣化
パッキンの劣化
便器のひび割れ
対処法
簡単な水漏れであれば、自分で修理できる場合がありますが、複雑な水漏れの場合は、修理業者に依頼しましょう。
水漏れがひどい場合は、止水栓を閉めて応急処置をしましょう。
詰まり
水を流しても便器の水位が下がらない、異臭がする、水が溢れるなどの症状があれば、詰まりが考えられます。
原因
トイレットペーパーの詰まり
異物の詰まり
排水管の詰まり
対処法
ラバーカップやワイヤーブラシを使って、自分で詰まりを解消できる場合があります。
詰まりがひどい場合は、高圧洗浄機を使って業者に修理を依頼しましょう。
便器の破損
便器にひび割れや破損が見つかった場合は、使用を中止し、修理または交換が必要です。
原因
便器に強い力が加わった
経年劣化
対処法
便器の交換は、専門業者に依頼する必要があります。
ウォシュレットの故障
ウォシュレットの電源が入らない、温水が出ない、洗浄機能が動かないなどの症状があれば、ウォシュレットの故障が考えられます。
原因
電源トラブル
機能の不具合
部品の故障
対処法
ウォシュレットの取扱説明書を確認して、故障の原因を特定しましょう。
簡単なトラブルであれば、自分で解決できる場合があります。
複雑な故障の場合は、メーカーに修理を依頼しましょう。
自分で修理できる？ 修理を依頼する？
トイレが故障した時に、まず悩むのが「自分で修理するか、業者に依頼するか」です。
もちろん自分で修理出来る方は業者を探す手間や工事料金がかからないためコスト削減に繋がります。
しかし、重度な故障は即専門業者に見てもらう事をオススメします。
自分で修理できる場合
軽微な水漏れ
便器の詰まり
ウォシュレットの簡単なトラブル
これらのトラブルは、比較的簡単に自分で修理することができます。ホームセンターなどで部品を購入し、工具を使って交換すれば、費用を抑えることができます。
自分で修理できない場合
複雑な水漏れ
排水管の詰まり
便器の破損
ウォシュレットの複雑な故障
トイレが故障した場合は、無理して自分で修理しようとせず、まずは症状を確認し、自分で修理できるかどうか判断しましょう。自分で修理できない場合は、信頼できる修理業者に依頼することをおすすめします。
トイレの故障を予防するには？
トイレは毎日使う設備なので、故障を防ぐことが重要です。ここでは、トイレの故障を予防するためのポイントをいくつか紹介します。
日頃のメンテナンス
便器やタンクを定期的に掃除する
タンク内の部品をチェックする
ウォシュレットのノズルを掃除する
排水管の掃除をする
使用上の注意
トイレットペーパーは適量を流す
異物を流さない
便器に強い力を加えない
ウォシュレットは正しく使用する
定期的な点検
専門業者に定期的な点検を依頼する
部品の劣化や損傷を早期に発見する
その他
古いトイレは新しいトイレに交換する
節水・節電に努める
これらのポイントを意識することで、トイレの故障を予防し、長く快適に使用することができます。
まとめ
如何だったでしょうか？
トイレの故障は、原因によって対処法が異なります。
記事を参考に、原因を特定して適切な対処法を試してみてください。
自分で修理出来る箇所も今回は紹介させて頂きましたが、あくまで応急処置である事を忘れないで下さい。
トイレは精密機器で、自分で修理して更に故障を引き起こす可能性も充分あり得ます。
自分で修理するのが難しい、修理するのが怖い方は無理せず専門業者に依頼しましょう。
弊社は世田谷で水回りのリフォーム工事をしている、株式会社ワイズテクニカルサービスです。トイレに関する工事だけでなくキッチン、給湯器、お風呂、洗面台など設備に関する工事全て承っております。緊急対応はもちろん、小さなお悩みでも結構です。お気軽にお問い合わせください。
